MackyのポンコツライターDiary

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発達障害、二次障害の改善策、思考を綴るブログです。

読書の正月

みなさま、こんばんわ。

 

ウェブライターのmackyです。

 

記事を書いていたら、すっかり夜になっていました(笑)

 

お正月はいかがお過ごしでしょうか。

 

寝正月している人もいれば、初詣に行ったり旅行に出かけたりしている人もいるかもしれませんね。

 

そんな中、私はひたすら読書にふけっています。

 

前回のブログで、私が「ADHD」と「パニック障害」を患っているということを、告白致しました。

 

実は、年末年始からパニック障害と向き合うようになりました。

(発作が起きた時点で、まともに向き合えよって感じですよね、すいません。)

 

「服薬をせずにパニック障害は治せる方法はないものか。」

 

「不安や恐怖を感じるたびに、T○○のタワー・○○・テラーのアトラクション中の状態が不定期に発生する感覚はどうにかならないものか」と。

 

年末年始にかけて悩んでおりました。

 

なぜ、ここまで悩んでいるかというと、昨年末に「パニック障害と向き合わざるを得ない出来事」が起きてしまったからです。

 

その出来事とは、なんと大好きなカラオケ中にパニック発作が起きてしまったんです。

 

大好きなカラオケが出来なくなることだけは、なんとしても避けたい…!

 

気付くと、私はネットショッピングでパニック障害に関する本を検索していました。

 

そして、ある2冊の本にたどり着きました。

 

パニック障害者が読んでみて気分が楽になった2冊の本

 

私が実際に購入してみて読んだ結果、深々とパニック障害について考えさせられた本が「パニック障害なんてこわくない!」という本と「パニック障害とうまくつきあうルール」という2冊の本です。

 

パニック障害なんてこわくない!」

 

まず、一つ目の本が「パニック障害なんてこわくない!」です。

 

この本を読んでいくうちに、気付いたことがあるんです。

 

それは、パニック障害とは、ネガティブな感情が生み出してしまった「もう一人の自分」だということです。

 

たとえて言うなら、「遊☆戯☆○」に出てくるマリクという人物の「もう一つの人格」というべきでしょうか。

 

本書では、どうすればパニック障害を「気にしなくて済むか」というところに焦点が絞られています。

 

この本を初めて見た時は、何回もパニック発作が起きかけました。

 

正直なところ、寝る時ですら本のことで頭がいっぱいで、深呼吸をして息を吐くたびに下記で説明する「パニック発作」起きかけていました。

 

自分に出来るかなという不安な思いがあったんだと思います。

 

この不安な思いの裏側には、きっと「パニック障害の自分と向き合っている自分」の思いがあったのではないかと感じています。

 

パニック障害とうまくつきあうルール」

 

二つ目は「パニック障害とうまくつきあうルール」という本です。

 

この本では、パニック障害とのつきあい方が記載されています。

 

そもそも、なぜパニック障害になってしまったのか。

 

パニック障害の自分」と、どうすれば向き合いながら生きていけるのか。

 

私がこの本を読み終わって思ったことは、パニック障害になってしまったことには意味があるということでした。

 

パニック障害になってしまったことに意味があるとは?

 

パニック障害になってしまうには、その時に自分が受けたトラウマが原因なんじゃないかと、私は考えています。

 

当時(20歳代前半)の私は、とにかくスロットが大好きで、暇さえあればパチンコ屋に行っていました。

 

もちろん、仕事をお休みにしている日です。

 

スロット歴はトータルで8年くらいになります。

 

当時は、純粋にスロットを楽しんでいました。

 

「やったー!当たったー!」と、まるで小学生が初めて体験した出来事が成功したかのように、喜んでいましたね。

 

もちろん、スロットというものはギャンブルですから、大負けする日もあれば、大勝ちする日もあります。

 

大負けした日で6万円台、大勝ちした日で7万円近く勝ったこともありました。

 

この出来事が、大体いまから2年前くらいですかね。

 

そして、この頃から遊びではなく「スロットで金儲けをしに行く」という感覚に、思考が変わっていったのです。

 

完全に、ホール独特の機械から出る大きな音・タバコの臭い・当たった時の快感によって、脳内の思考が麻痺してしまったのでしょう。

 

連日、車で1時間くらい掛かる低貸しのスロット店に、開店から閉店近くまでいたこともあります。

 

「もっと勝てないかな、いい台は空いてないかな」という思考しかありませんでした。

 

完全な「ギャンブル依存症」です。

 

ギャンブル依存症が引き金となりパニック障害に!?

 

おそらく、パニック障害を患っている方にも、何か決定的な出来事があったはずなんでよね。

 

私の場合は、間違いなく「ギャンブル依存症」です。

 

そんな生活を送っていたある日、決定的な出来事が起こります。

 

その日は、地元のパチンコ屋さんに午後7時30分くらいに行きました。

 

もちろん、車で1時間近く掛かるパチンコ屋さんを出た帰りにです。

 

打ち始めてから少し経つと、急に気持ちが悪くなってきました。

 

おそらく、パニック発作で動悸を起こし、過呼吸になっていたのでしょう。

 

とてもじゃありませんが継続して打てませんでしたが、玉はそのままにしておき打つのを止めて、一旦外で気持ちを落ち着かせました。

 

飲み物を買って店内に戻ると、台は当たっていたようでした。

 

その日は、朝ご飯以外何も食べていなかったので「空腹のせいかな」とも考えていました。

 

再度、パチンコを打ち始めてから、ある違和感が私を襲ってきました。

 

それまでは全くといっても言いほど気付きませんでしたが、今まで以上にパチンコの音が凄くうるさく感じたんです。

 

そのため、耳を塞ぎながらパチンコを打っていました。

 

さらには、パチンコから出る振動で、まるで胸を内側から強く押されているかのように共振しました。

 

その2つの要素、「爆音」と「振動」が噛み合わさった瞬間です。

 

またもや、パニック発作が私を襲ってきました。

 

さすがに、耐えられなかった私は、確変中の台を捨てて帰路につきました。

 

もちろん、いつ発作が再発するか分かりません。

 

そのため、地元のパチンコ屋から自宅までが、非常に遠く感じました。

 

なんとか自宅に到着して、その日はそれ以上の発作は起きることはありませんでした。

 

しかし「ギャンブル依存症」というのは恐い物で、それからも月に何回かは耳栓をしてまで行っていました。

 

しかも、行く度に当たっては「大当たりが終わることが不安要素」となっていて、当たるたびに発作が起きそうになり、一度表に出て気持ちを落ち着かせる。

 

落ち着いてきたら、店内に戻って実践再開といった手順を踏んでおりました。

 

もう、全くもって理解不能な思考ですよね。

 

いま考えれば「なぜ仕事でもないのに、毎日パチンコ屋さんに行く必要があるんだ」と思ってます。

 

そして、とうとう2つ目の決定打が放たれることになります。

 

帰りの車内でパニック発作を起こして救急車で搬送される

その日は、パチンコ業界でとある有名な方に会いに行きました。

 

片道1時間以上かかるお店での来店実践ということで「ぜひともサインをもらおう!」というファンの気持ちで向かいました。

 

無事に目的も果たせましたが、打たずに待っていれば良いのに打ってしまうんですよね。

 

その日は、1万円ちょい負けました。

 

決定打が放たれたのが、帰路に着いている道中です。

 

パチンコ屋さんでも何回も発作を起こしかけては、外に出てを繰り返していた私ですが、とうとう身体が悲鳴を上げます。

 

車に乗り込み、エンジンをかけて発進する時に、既に違和感を覚えていました。

 

何か胸のあたりが変な感じだと。

 

異変を感じたので、車を近くの施設の駐車場に緊急停車して回復を待ちました。

 

そこで、別の思考が頭をよぎります。

 

「こんな状態で、50km以上先にある自宅まで帰れるのか?」と不安になってしまったんです。

 

そこからは、もう車を運転することすら恐怖を覚えるようになってしまいました。

 

しかし、運転しなければ自宅まで帰ることは出来ません。

 

そのため、少しずつではありますが、車を進めることにしました。

 

ある程度車を走らせていましたが、ついに限界が来ました。

 

交差点付近でハザードランプを点けて、車を路肩に寄せました。

 

もう運転なんてしてる余裕はありませんでした。

 

そのため、救急車を呼んで近くの病院に搬送してもらいました。

 

そのときの感情の変化は凄まじかったです。

 

「なんでオレは、こんな身体になっちゃったんだろう。」

 

「このままオレは死ぬのかな。」

 

「なんて情けない人生送っているんだ。」

 

こんなことを半泣きになりながら考えて、不安とも戦っていました。

 

車はとてもじゃありませんが運転できない心境でしたので、彼女に迎えに来てもらい、車はお店の人にお願いをして止めてさせてもらうことにしました。

 

しばらくしてから車は取りに行けたのですが、現在でも車を運転することには躊躇ってしまいます。

 

信頼できる人間に運転してもらいながら、助手席に乗っていることが現時点では精一杯ですが、少しずつ克服していけたらと考えています。

 

当然ですが、この出来事をきっかけにパチンコ屋さんには行かなくなりました。

 

正確には行けなくなりましたですが。

 

そのおかげと言っていいのか分かりませんが、パチンコ屋さん以外でお金を使って人を喜ばせてあげられる喜びを数年ぶりに味わうことが出来ています。

 

パニック障害は「進むべき道が違う」という身体からの警告

 

私は現在、パニック障害についてはこう考えております。

 

パニック障害とは、進むべき道が違う時に身体が「そっちに行ってはいけないよ、そのやり方は間違っているよ」という警告だと考えています。

 

「その考え方は違う」と思われる方もいるかもしれません。

 

私自身も、車に乗っている時や映画を見ている時にも、発作が起きかけることがあります。

 

しかし、よくよく考えてみると筋が通っていることに気付きます。

 

なぜなら、車ではエンジンなどの振動が身体に響きます。

 

走行中ですと、重力も身体にかかります。

 

私の場合は、この2つの要因は、パチンコ屋さんでの出来事や帰路途中の車内での出来事と繋がっている部分があります。

 

この要因によるトラウマが、脳内で勝手に「不安」を煽ってしまい、発作を誘発してしまっているのではないかと考えています。

 

映画館では、音量調節が自分では出来ません。

 

さらには、胸に響くような振動が起きる映画もありますよね。

 

この場合には、「自分に適していない環境で、あと○○時間も過ごさないといけないのか」と脳内で勝手に「不安」を煽ってしまい、発作の原因となっているのではないかと考えています。

 

つまり、パニック障害とは「人生であなたの進むべき道ではない方向に逸れた時に「発作」という形で教えてくれる身体からの勧告だ」と考えるようにすれば、今後うまくつきあっていけるようになるということです。

 

パニック障害は必ず良くなる!

 

今回、「パニック障害なんてこわくない!」と「パニック障害とうまくつきあうルール」という二つの本を読んだからこそ、改めて思ったことがあります。

 

 

  • 病院を頼ることも大切
  • 通院を始めた頃は、信頼できる(理解してくれる)人と一緒に行動する
  • 発想の転換で、トラウマも次第に薄れていく
  • 発作が起きても、必ず収まるから大丈夫!
  • 不安になったら、必ず深呼吸をする

 

以上の4つは、今後の人生においても役に立つと思います。

 

そして、不安になるようなことを意識したり想像したりしないようにしながら、無理矢理にでもやりたいことに熱中してみましょう。

 

不思議と、作業に熱中している間は発作が起きていないことに気が付くはずです。

 

私も、今年はパニック障害とうまくつきあいながら過ごしていきます。

 

正直、このテーマとしてブログを書いているだけで手汗が凄いんですよ。

 

執筆までに6時間近く費やしまして、仕事で使っているノートパソコンでブログを書いている訳なんですが、パソコンに付いた手汗を4回以上はティッシュで拭いています。

 

では、また次回!