パニック障害はLIVEに行ってはいけないの?
みなさん、こんにちは&こんばんは!
Mackyです。
お久しぶりですね、かれこれ半年ぶりでしょうか。
今日は「パニック障害はLIVEに行ってはいけないの?」という観点で、お話をしていきます。
パニック障害とは?
最近だと、King & Princeの岩橋さん、過去には堂本剛さんも体験されています。
キンプリ岩橋玄樹君がなったパニック障害とは!体験談から話します
※以下は、すべて私の主観と経験に基づいて執筆しています。
しばし、パニック障害のご説明にお付き合いください。
「もう分かりきっているから、はよLIVE対策を教えて!」
という人は、スクロールしてご覧ください。
パニック障害を簡単に説明すると、息が上手く吸えない、動悸、めまい、ふらつき、血圧の上昇(私の場合です)が起こる障害です。
正式名称は「社会不安障害」です。
パニック発作が起きるときは、大抵トリガーが存在しています。
- 人が密集していて暑いとき
- 長時間密集状態が続くとき
- 爆音で音楽を聴いているとき
- 急に何件も仕事を振られて対処しきれなくなったとき
上記の条件だったら、誰でもパニックになるだろと思うかもしれませんが、簡単な問題ではないのです。
一度、発作を経験してしまったら、予期不安に襲われて数ヶ月間自宅から出られなくなることもあります。
実際に、私も数ヶ月間は自宅から薬なしで出ることはできませんでした。
当初は、車の運転すらできずに親に送迎してもらっていました。
助手席に乗っていても、急降下するジェットコースターに乗っている気分になるんですよ。
だから、車を何回か止めてもらうこともありました。
パニック障害を経験したことがない人に、理解を求めるのは結構難しいと思います。
どんなことでもそうですけど、想像は経験に追いつけないからです。
いくら知識を詰め込んでいても、実際に目の前で発作が起きたときに、冷静に対処ができるかどうかと聞かれたら、即答はできないですよね。
決めつけではありませんが、即答できたにしても冷静に対処できるかどうかは、発作が起きている状況を見てみないと、分からないと思います。
パニック障害は、完璧主義者に多いと感じています。
というのも、予期せぬできごとが起きるなんて日常茶飯事ですし、自分で考えたスケジュールをこなせないと不安になりやすいからです。
これは実体験ですけど、不安になるほど作業スピードが早くなり「早く終わってくれないかなあ」と考えて、余計に発作に拍車をかけている感じです。
だから、あえて落ち着いて、ゆっくり身体を動かしてみるのも良いでしょう。
パニック障害はライブに行ってはいけないの?
さて、パニック障害のことが簡単に説明できたところで、LIVEに行っても大丈夫かどうかを説明していきます。
先にお伝えしておきますが、ボクが行ったLIVEは、ダイバーが暴れまわる激しいロック系歌手のLIVEです。
それでも、無事に「最後まで鑑賞できた」と、お伝えしておきます。
普通のPOPS系の歌手だったら、そこまで興奮することもないので、不安にならなくても大丈夫です。
仮に倒れてしまっても、周りの人がすぐに救護班を呼んでくれるので、心配しなくても大丈夫ですよ✌︎('ω'✌︎ )!
ボクが試した方法は下記の通りです。
- 頓服は常備
- スタンディングなら柵を確保
- 絶対にスピーカーから離れて中央付近をキープ
- 飲料を多めに持っていく(できるなら水よりスポーツドリンクの方がいい)
- 発作が起きかけたら頓服で対処
- 耳栓着用
- トイレは事前に済ませておく
- 周りの人に場所を確保してもらっておく(飲み物は1本その場に置いておく)
- お腹下しても大丈夫なように正露丸常備
- 上記で書いた荷物が入るボディーバックを身に着ける
- グッズやトートバックはすべてコインロッカーに預ける
- 無理をして暴れすぎないようにする
マジで万全の体勢ですよ🙆♂️
— Macky🐍🍎創造する人 (@Macky_antier) 2019年6月29日
邪魔にならないウエストバックに
パニック障害の薬、LIVE用耳栓(2種類)、水2本、緊張からくる下痢止めの薬などを入れてます☺️
充電器とポケットWiFiも入れてあります😆
(我ながらすごい完璧主義だと思いますw)
結果は、頓服を1日で合計5錠飲むだけで済みました。
耳栓効果が大きかったですね。
かならず5錠飲めと言っているのではなく、たまにくる発作の前兆を薬で抑えた結果です。
ボクが使った耳栓はこちらです。
レビューを見てみると、まったく遮音性がない、普通の耳栓買った方がマシなどのレビューがあります。
実際に付けてみて分かったのですが、イヤホン感覚で付けてる人が多いんじゃないかなと感じました。
というのも、やはり1回では耳にフィットしないんですよ。
何回かトライしていくうちに、やっと耳にフィットしたといったほうが正しいかもしれないです。
最大音量を10だとしたら、「3~4」くらいには遮音されます。
感覚でいうと、ライブ音源を「聴きやすい音量+1」くらいで聴いている感覚です。
まとめ
まとめると、事前準備をしっかりしておけば、LIVEに行っても楽しめます。
ただ、パニック障害が発症して数ヶ月くらい(ちょっとしたことでも発作が起きやすくなる時期)は控えた方がいいですね。
発作を起こす前の行動が、半分以上できるようになったら、行っても大丈夫だと思います。
パニック障害が原因でLIVEに行けなかった人は、ぜひ参考にしてみてください!