MackyのポンコツライターDiary

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発達障害、二次障害の改善策、思考を綴るブログです。

ADHDから見た「発達障害」の書評

みなさん、こんにちわ。

 

Mackyです。

 

お待たせしました。

 

発達障害」の書評を記載していきたいと思います。

 

発達障害」の書評

再度の公表ですが、今回私が書評を記載する本をご紹介します。

 

発達障害 (文春新書)

発達障害 (文春新書)

 

 こちらの本ですね。

はじめ、書店に問い合わせたときは在庫があるのか気になりましたが、

いざ電話してみたら「大量に余っております」と言われましたw

(ラッキーと捉えて良いかも)

 

いざ、購入して読んだわけですが、

メインで取り扱われているのは、以下の3つの症状でした。

ADHD(注意欠陥多動性障害)」

ASD(自閉症)」

アスペルガー症候群

 

ADHDについては、

私自身も当事者であり説明もたくさんしてきているので

ここでは省かせていただきますm(_ _)m

 

この本の冒頭では、こんなことが書かれています。

「なぜあの人は『空気』が読めないのか」

この冒頭では、芸能人や歌手など著名な方の紹介はされていません。

 

もっと「昔の方」が発達障害であったことを紹介しています。

 

これは、言い換えると

「最近騒がれてきたけど、発達障害自体は昔からあった」

「ただ、誰もその存在に気付くことができなかった」

ことを意味していると感じられます。

 

自閉症(アスペルガー症候群)の事例

 

自閉症の章では、とある人物をモデルとして話を進められています。

 

24歳の青年が「IQ187」という天才であったが、

苦手だったのが「対人関係」。

 

学生時代にはいじめにもあっており、

仕事先でも「空気が読めない」ことが原因で

現場になじめずにいたと言います。

 

ここでは、アスペルガー症候群を次のように呼んでいます。

 

「驚異的な能力と世間的な無知さが同居している障害」

 

アスペルガー症候群の特徴

 

アスペルガー症候群」の主な特徴は、

「コミュニケーション、対人関係の持続的な欠陥」

「限定されている反復的な運動、興味、活動」

です。

 

対人関係での障害が見られるとともに、

強いこだわりを持っている人が多いです。

 

世間に認知されるべき残り3つの発達障害

発達障害の当事者であれば、

「もっと自分の障害が世間に認知されて欲しい!」

と思うのは当然のことですが、ASDADHD以外にも

3つの疾患があることをご存じでしょうか?

 

その3つの疾患とは、

「知的障害(精神遅滞)」

「限局性学習障害

「コミュニケーション障害」

です。

 
知的障害の特徴

生まれながら知的機能の遅れが見られるもので、

「日常生活に困難をきたし、社会適応が不良になりやすい」

との記載がありました。

 

しかし、社会適応が不良になりやすいのは

実際のところどうなのかとは思います。

 

知的障害だからといって、必ず不良になるわけではありません。

 

この辺は、解釈が難しく感じました。

 

限局性学習障害の特徴

 

全般的な知能発達に遅れは見られないものの、

「聞く、話す、読む、書く、計算する、推論する能力のうち

 特定の領域の習得と使用に著しい困難を示す疾患」

とされています。

 

この学習障害の中には、読字障害、算数障害などがあります。

 

そのため、昔はADHDと区別されていなかったようです。

精神疾患の確定的な定義はない

驚くかもしれませんが、精神疾患に確定的な定義はないんです。

 

なぜなら、年々障害ごとに新しい知見が発見されているからだそうです。

 

将来的には、あなた自身についている疾患名称が変わるかもしれませんし

実は違った障害だったなんてことも充分にあり得るのです。

 

年金事務所で言われたこと

 

発達障害の本にも記載があったので、この機会に言わせてください。

 

年金事務所で相談員の方と初めて会話したときの一コマです。

 

私「ADHDっていう発達障害を持っているんですよ」

 

相談員さん「それって、大人になってから発症したの?

      それとも、子供のうちから症状があったの?」

 

相談員さんのレベルが大体分かった気がしました。

 

まず、発達障害は「生まれつきの疾患」なので

症状を緩和することができても完治することはありません。

 

症状を緩和するための薬にも副作用があり露骨に症状が表れます。

 

私達としては、

どうにか副作用が出ない薬が世の中に出てくることを

祈るばかりです。

ADHDから見た発達障害の最終的な評価

 

発達障害であれば、

間違いなく買うべき本です(>_<)!!

 

なぜなら、

あなた自身の症状の再確認にもなりますし

あなたが読破したあとで、

「実は発達障害で、この本に書いてある○○っていう疾患なの」

と家族に見せても、非常に理解しやすい構成になっているかと

思います。

 

なにより、

発達障害について9割以上の大人が誤解しているであろう

発達障害の真実が書かれているからです。

 

代表例としては、先ほど挙げた

「成人になってから発症した」と勘違いしている方

がいることを踏まえれば、いかに発達障害が誤解されているか

お分かりでしょう。

 

つまり、この本を買うメリットとして

「家族に現在分かっている発達障害のすべての真実を伝えられる」

ことがもっとも大きなメリットと言えるでしょう。

 

家族とともに今後について考えてみましょう!

 

この本と一緒に、家族と話し合う場を設けてみてはいかがでしょうか?

 

あなた一人で抱え込むのではなく

家族のサポートも非常に大切になってきます。

 

私は発達障害を受け入れて、

家族にカミングアウトもしており、

一緒に診察にも同行してもらっていました。

 

そのため、無理に「こうしてくれ」「ああしてくれ」とは

言われなくなりました。

 

ただ、先生に聞いた話やネットで得た情報が多かったので、

信憑性には欠けていました。

 

正直な気持ち、

企業を退職したときの自分に見せてあげたかったです。

 

「お前が苦しんでいるのは

 決して無能だからじゃない

 発達障害のせいなんだ。

 だからこの本を読んで

 自分を受け入れて

 今後の人生について

 考えてみてくれ」

 

くらいの言葉をかけて渡してあげたかったです(T-T)

 

それくらい、この本には大事な内容が凝縮されています。

 

本を読み終わった頃には、

あなたの頭の中も多少なりともスッキリしているはずです。

 

私がそうでしたから。

 

 

発達障害 (文春新書)

発達障害 (文春新書)

 

 

書店でも売っているので、

この機会にぜひ購入してみてはいかがでしょうか。

 

カテゴリを分けて誰でもコメント可になりました

 

私が無知で設定をできていませんでしたw

 

はてブをしていただいた方、

本当にありがとうございます。

 

カテゴリも分けているので、

今後は見たいコンテンツだけを見ることができます。

 

コメントを書きたかった方もいたはずですけど((

設定ができずにいたので、申し訳ありません。

 

今後は、どんどんコメントができるので

ぜひコンテンツに共感した方がいらっしゃいましたら

コメントをいただけましたら幸いです(^^)/

 

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