発達障害が「自分自身」と向き合うことの本当の辛さ
私は今まで、「自分自身と向き合うこと」を「障害と向き合うこと」だとばかり考えていました。
しかし、この考え方は「合っているようで間違っていた」のです。
では、「どこが間違っていたのか」書いていきたいと思います。
向き合い方の違い
さっそく本題に入りましょう。
自分自身との向き合い方は、2つあります。
- 「障害者としての自分」との向き合い方
- 「自分ができること」との向き合い方
1つ目については、あなたもしっかりと向き合えていますよね。
素晴らしいことだと思います。
では、2つ目はどうでしょうか。
ハッキリ言います、私の場合「障害者としての自分」としか向き合ってきていませんでした。
知り合いから言われて分かったのですが、発達障害者には幼弱性が強いらしいです。
幼弱性を簡単にまとめると、「依存しやすく自分で意見を決められない人」のことを指します。
けど仕方ないですよねw
それができれば、苦労しないんですから。
健常者に言うと、みなが口を揃えて言います。
「そんなのは、甘えに過ぎない」
「病気で死にそうな人だってたくさんいるのに、何を言っているんだ」
そもそも、「病気」と「障害」を一緒にカテゴライズしないでほしい。
と、私は思っています。
病気と障害をカテゴライズしたところで、政治家同士の批判みたいな状況にしかならないですよね。
だって、「まったくの別物」なんですから。
確かに、私たち発達障害者も健常者のみなさんに近付こうと努力しています。
仕事面はもちろんですし、コミュニケーションも必死にとっています。
ただ、どうしても距離感が縮まらないんです。
距離感が縮まらないと出てくる感情が「承認欲求」です。
承認欲求は、たとえば次のような気持ちです。
「フォローしていたフォロワーさんに、フォロワー人数を抜かれた!自分もフォロワーさん人数を増やしたい!(認めてもらいたい)」と考えることです。
承認欲求は、「人間の敵」だと思います。
人間ってすごく面倒くさい生き物なんですよ。
私自身も、承認欲求がアホみたいに強い人間です。
だから、自分と同じレベルの人々が活躍してフォロワーが増えていくのを見ていると、すごく悔しい気持ちになるんです。
もし、いまの私と同じ気持ちになっている人は、次の言葉を胸に刻んで下さい。
「悔しがっても現実は変わらないし、あなたはあなたにできることをすればいい。
それにフォロワーが増えたところで、あなたの人生になんの変化が起きる?
あなたに「フォロワーを増やす」使命があれば頑張れば良い。
そうでなければ、本当に自分がすべきことに没頭するべき」
自分自身と向き合い続ければ「承認欲求」は消える
承認欲求は、あなたが自分自身と向き合い続けることでしか消すことはできません。
そうすることで、あなた自身も自分のやるべきことが見つかります。
さらにいうと、周りに目を向けず「自分のやりたいこと」だけを見つめて続けていくと、「本当の意味」であなたを認めてくれる人が現れます。
そうすれば、承認欲求について考えることがなくなるかもしれません。
誰かから認められたい気持ちがあれば、「徹底的に」自分自身と向き合うようにしてみてはいかがでしょうか。