発達障害の仕事の見つけ方
おはようございます。
今日は、発達障害のみなさんにご報告があって、ブログを書いています。
みなさんは、本を読んでいますか?
「仕事で手一杯で、読書なんてしている暇がない!」「仕事を覚えることだけで大変だ!」という方もいますよね。
昔の私がそうでした。
そこで、今日は少し面白いお話をしたいと思います。
※私の実体験に基づくことなので、必ずしもこのやり方が正解ということはありませんが、一つの回答として見ておく価値はあるかと思います。
今回のテーマは、タイトルと同じく、「発達障害者は仕事とどう向き合っていけば良いか」です。
私自身は、大きく分けて「自分に合う仕事を見つける」か「仕事の手の抜き方を覚える」の2種類あると考えています。
詳しく説明していきますね。
自分に合う仕事を見つける
簡単そうに見えて、この部分で躓いてしまっている人はたくさんいます。
発達障害者に限ったことではなく、健常者も含め「9割以上の人」が、この課題と闘っていると言っても過言ではありません。
昔、テレビで林先生が東大生相手に講義をしていることがありましたよね。
そこでは、こんな話をされていました。
「東大に入れたことはゴールではなく、スタート地点に立っただけに過ぎない。問題は、何をするために東大に入ったか。」
東大に入っておけば、とりあえず将来安定だと考える人がいる中で、この発言に衝撃を受けた東大生は多々いるはずです。
その後に林先生が言った一言です。
「自分が興味のある分野があっても、自分に向いているとは限らない。だから、若いうちに色んな失敗を積み重ねて、自分が興味がなくても向いている仕事を探した方が良い。」
原文とは、少し違うかもしれませんが、同じようなことを仰っていた記憶があります。
自分に合う仕事を見つける2つの選択肢
では、ここであなたに選択肢を2つ与えます。どちらか好きな方を選択して下さい。
「自分の興味のある分野の仕事を、成果が出始めるまで懸命に努力する」
「自分には興味がない分野の仕事ではあるが、成果が出しやすいので程よく努力する」
あなたは、どちらの世界に飛び込みたいですか?
私なら後者を選択します。なぜなら、「成果が出しやすいから」です。
さらに言えば、成果が出ると言うことは「仕事ができる人間」として、勝手に評価が上がっていきます。
すると、「この仕事をぜひお願いしたい」「他にできる人がいなくて、キミにしか頼めないんだ」といった感じで、どんどん仕事を任されるようになります。
しかし、みなさんは「大量に仕事を任されると、それだけ労働力が増えて疲れ果ててしまう」と思いますよね。
実は、ここに意識の差が生まれてきます。私は、ここまでの文章で、仕事ができない人間という言葉を1回も使っていません。
どういうことかというと、後者の仕事を選択すると、周囲との信頼関係を深く築けるようになります。
つまり、仕事で評価してもらっているからこそ、価値のある仕事を任せてもらえるようになっているのです。
仕事ができない人間に、価値のある仕事を任せることなんてできませんよね。
どちら側の人間になりたいか
では、もう一つ質問をします。
あなたは、自分の好きな仕事をやり続けていたいですか?
それとも、周りから評価される仕事をしていきたいですか?
自分の好きな仕事をやり続けていると、最初は当然やる気に満ちあふれています。
では、そのやる気が半永久的に持続するかというと、残念ながら難しいでしょう。
なぜなら、好きな仕事といっても、遊びではないからです。遊びなら、躓いてしまっても、途中で放り投げることができます。
しかし、好きな仕事では、躓いてしまっても、途中で放り投げることはできません。
もし、あなたが、周りから評価される仕事をしたいのであれば、自分に合った仕事を見つけることです。最初は、どんな仕事でも自分に興味があれば構いません。
もしくは、興味がなくても自分でもできそうだと思ったら、挑戦してみて下さい。
この行動を繰り返すことで、自分に合う仕事を最短で見つけることができます。
これは、発達障害者である私からのアドバイスですが、あなたが活躍できる業界・分野は必ず存在します。
極端な話、自分に合う職場を見つけるまでに辞めてきた会社は、自分とは縁がなかったんだなと割り切って下さい。
自分に合う分野が分かったら、そこで周囲から評価される人間に成長していきましょう!
仕事の手の抜き方を覚える
発達障害者は、みなさん完璧主義の方が多いように見受けられます。
そのため、どんな仕事にも全力で取り組んでは失敗して自分を責めてしまう。
さらに、プライベートなことにも全力で取り組んでしまう傾向があるので、自分を休ませてあげる場所がないんですよね。
では、どうすればいいのか。その答えは「読書」です。
読書
「読書をするだけで、仕事の手の抜き方を覚えることができるわけない!」と思いますよね。確かに、仕事で使う本ならまだしも、普通の本を読むわけにもいきません。
では、読書から得られるものは何かというと、「仕事に向き合う姿勢」です。
仕事に向き合う姿勢が、実はかなり重要です。
本によっても異なりますが、本を何冊も読んでいくうちに、これなら自分にもできそうだと思える本が必ず見つかります。また、自分がどんな本を求めているかも、自然と分かるようになっていきます。
つまり、他者から仕事のやり方を教えてもらっているわけです。他者から仕事のやり方を教えてもらいたくないという人は、それでも構いません。
しかし、自力で仕事のやり方を見いだそうとすると、ほとんどの人が必ず途中で挫折します。また、時間効率も非常に悪いです。
私は、月に本を5冊は買っていますが、その本に書いてあることを実践するだけで、仕事に結びついています。つまり、本を買ったことが活きているんです。
もし、私がどんな本を買って仕事に結びついているか、興味がある方がいれば、コメントをするか、TwitterでDMをください。お教えいたします。
Twitterアカウントは、「@Macky_webwriter」です。
ぜひ、発達障害者のみなさんも、健常者のみなさんも、たくさん本を読んで自分にできる最高のパフォーマンスを手に入れて下さい!